和包丁の研ぎ

万能型和包丁

包丁の呼び名はいろいろあって、中には区別しづらいものもありますね。洋包丁なら三徳包丁ですが、形は似ていても刃の付け方が違っていたりします。 鎌型菜切り 両刃ですが刃角は表裏で違っており、裏の切刃が広いので菜切りです。刃先ラインも先端部以外平...
各種刃物の研ぎ

盆栽用品

盆栽用「又枝切」と「コブ切」です。どちらも枝の付け根を切るニッパーのような鋏で、切り口を段差なく切るためのもの。 又枝切 ニッパーは2枚の刃がかち合います。又枝切にもかち合う形式のものがあるようですが、正式にはほんの少し交差するようにできて...
各種刃物の研ぎ

鉋(カンナ)刃と押さえ金

購入したまま使っていたらしいのですが、仮の刃付けですから切れません。鉋は特に切れ味が大切で、研いでから使いましょう。また頻繁に研ぎ直す必要もあります。押さえ金は鉋刃のブレを抑え強く固定するものですから、切れる必要はありませんが刃に密着し、削...
鋏の研ぎ

バンドカッター

バンドカッター 梱包してあるスチールベルトなどを切る鋏です。厚い刃で刃角は90度に近く、硬いものに負けないよう頑丈にできています。角が細かく欠けてかなりの研ぎ量でした。 金切り鋏 バンドカッターが切れなくなったためこちらを使ったら見事に刃こ...
各種刃物の研ぎ

鉈(ナタ)

「ナタのような切れ味」と言う話を聞くことがあります。鉈は切れないのでしょうか? 頭に「10年以上研いでいない」を付ければ、多少納得できなくもないですが。鉈の刃角は出刃包丁と大差ないですから、きちんと研げば恐ろしいほど切れるのですよ。 平部分...
和包丁の研ぎ

西型菜切り

鋼を薄い軟鉄で挟んだ鍛接構造です。鋼は青紙鋼と思われ非常に硬く粘りがあります。日本鋼なので鋭角に研ぐことができ、切れ味は素晴らしいです。 同じ方の包丁です。結婚するまで料理は全くしたことがなく、やむを得ず最初に買ったのが菜切りだったため今で...
和包丁の研ぎ

中出刃

最悪の赤錆が発生しているのでダメージが大きいです。懸命に研いで表の錆は影響なくなりました。しかし裏は錆の浸食が激しく、これ以上磨いても取り切れません。刃先に錆跡があると刃こぼれのようになるので大きな痕跡のない部分で仕上げなくてはなりません。...