鋏の研ぎ

握り小鋏

裁縫で糸切りとして使われる和鋏です。 極小握り鋏 今回は刃渡り3cm刃幅は2段刃を含め3㍉と極小のため、研ぎ時に面の状態が判断しづらく難しい研ぎ内容です。 握り鋏 同じ種類で刃渡り4.7cm。黒染め処理のため錆は刃の部分に集中しています。 ...
裁ち鋏の研ぎ

裁ち鋏・左利き用

カシメタイプの鋏なので要近くは研げませんが業務用に酷使するのでなければ研ぎ直しも問題ありません。左利き用でも刃の構造は変わらないようで、持ち手の輪の傾斜が逆になっています。右手でも切れますが指が痛くなりますね。
鋏の研ぎ

園芸鋏

持ち手が輪になった花鋏を華道用と区別して園芸鋏と呼んでいるようです。 その中で全体が細く持ち手と刃の部分が離れている繊細な鋏は盆栽鋏の分類らしく、その中の代表的なものがサツキ鋏。枝の間の狭い部分に届く構造になっています。 サツキ鋏 要(かな...
鋏の研ぎ

剪定鋏

花鋏や刈込鋏よりも太い枝を切ることができます。 分解できるタイプのため、ネジ下も含め滑らかに研ぐことができます。剪定鋏は長年の使用で刃先の内側がえぐれるように摩耗しますから、分解できると思い切って直すことができます。
鋏の研ぎ

片手刈込鋏

剪定鋏?包丁を繰り返し研がせて頂いている年配の男性より、剪定鋏も研いで欲しいとのお話で拝見しました。 スマートで美しいシルエットですねえ。持ち手は剪定鋏と同じ作りですが「片手刈込鋏」です。 植木の剪定がほぼ終了してから先端部分を揃える仕上げ...
和包丁の研ぎ

大出刃24cm

釣り魚を捌く方でも大出刃とは16.5cmか18cmまでと思われますが、今回のは24cmと包丁専門店でも最大クラス。社員食堂の料理人から譲られたものらしいです。 朱色の風呂敷の中から変色した新聞紙に包まれた大きな包丁が現れました。 新聞の日付...
洋包丁の研ぎ

プロ用洋包丁

プロの料理人はほぼ毎日包丁を研ぎますが、研ぎのプロではないため包丁の正しい形を保ち続けるのは難しいものです。大きく欠けてしまったり偏摩耗したら、やはり修理に出すのが効果的です。 牛刀34cm プロ用としても最大級の包丁でスウェーデン鋼製の高...