鋼の状態

刃こぼれが目立つ包丁

新品なのに通常の刃物に比べて刃こぼれが目立つことがあります。何を切ったの?と思いながら研ぎ始めると、次から次と新しい刃こぼれが発生してどこまで研ぐべきか考えてしまうのです。それでも2mmぐらい削ると正常になるので、たまたま焼入れが刃先に集中...
裁ち鋏の研ぎ

「磨きなし」指定の裁ち鋏

親子二世代で洋裁をされている方の裁ち鋏をまとめて研ぎました。「長年連続使用しているので茶色のものは現在の外観を維持して欲しい」とのお話。 裁ち鋏・庄三郎大型28cm 長期保管で侵食性の赤錆が発生している場合は錆落としをおすすめしますが、拝見...
各種刃物の研ぎ

ナイフ

包丁はキッチンナイフですが、日本ではナイフと言えば野外で使う頑丈なものをイメージします。珍しくナイフの形状変更と研ぎの注文がありました。 全体の形 元の形を見ると、装飾品の意味合いが大きいようで立体的なダマスカス模様が目を引きますが、刃角は...
裁ち鋏の研ぎ

機能が破綻した裁ち鋏

実家で見つけた子供の頃を思い出す裁ち鋏2丁。もう一度使えるようにできないものか・・・裁縫をしていたお母様の鋏なのですが、研ぎに出した時点で使い物にならなくなり仕舞われたのでしょう。2丁とも裏スキを無視して平らに研いであり、ネジは反対側から差...
鋏の研ぎ

キッチン鋏

分解式キッチン鋏 ステンレス製で大きく開くと分解でき、洗える構造になっています。魚を裁く際に中骨を切るのだそうです。丈夫で切れ味も確保、滑りにくい刃付けを目指します。裏を滑らかにしてから最終仕上げに少し粗目の天然伊豫砥を使い、刃先だけ断面の...
鋏の研ぎ

花鋏

ひどい錆です。先端が閉じきらなくなっていたため噛み合うところまで詰めてあります。 花鋏はカシメ部分の僅かな遊びにより2枚の刃が1点で噛み合うようになっています。そのため裏が平らであれば多少研ぎ減っても機能します。 ハイス鋼花鋏 珍しいハイス...
鋏の研ぎ

理美容鋏

理美容鋏は研ぎ前後の違いを表現しづらいため紹介する機会が少ないです。部分的に引っかかりがある、開閉の調子が気に入らないなどデリケートな問題が主体で、研ぐ量は少ないのですが調整に神経を使います。 カットシザーズ 先端から3cmの所に気になる引...