刃長約7cm、全体の大きさ、持ち手は剪定鋏に近いですね。
刃の形はキッチン鋏と似ています。
普段は見ることのないドイツ製の鋏で、革細工用らしいです。
受刃(ギザ刃)と遊動刃(ナイフ刃)が全く違う刃先形状をしています。
遊動刃
刃長が短いのにこれまでの研ぎで更に使える範囲が狭くなっていました。
受刃
何が変わっているかと言うと、受刃はギザが刃先よりも更に出ています。
遊動刃と噛み合う部分である刃先は1mm程の厚みで直角。(摩耗して角が丸くなっています)
ギザでガッチリ掴み、切断は遊動刃の仕事と割り切っているようです。
できる限り内側を研ぎ、ギザとの間を細いダイヤモンド砥石で研ぎました。
比較のためキッチン鋏のギザ刃
このギザは肉など、ふわふわした柔らかい素材には滑り止めの効果があるでしょうが、刃先は普通の刃で角度も反対側と同じです。
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